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ケーススタディ01

高級品種を出荷するダンボール箱の制作

イチゴのなかでも特に高級な品種を出荷する際、AとBの2種のトレイの使用を検討している。
イチゴは輸送中の振動により傷んでしまうことが知られているが、高級品種を出荷するに当たり、
以下の条件を解消可能な段ボール箱が作れないだろうか?

繊細なイチゴを、綺麗な状態のままで収納する

条件

イチゴは輸送中の振動により傷んでしまう。
トレイAは発泡素材が使われており、その構造と素材から
振動を緩和する機能が備わっているが、トレイBは従来
同様の成形トレイであるため箱内で宙吊りにし、
底面から伝わる振動を緩和させる構造を要する。
条件2
1箱にトレイを2枚収納する。
条件3
箱は店頭で分割可能なこと。
条件4
箱の組み立て方、構造に指定はない。
条件5
機能を追加するに当たり、有用ならばパーツを追加してもよい。

条件を分析して、最善案を確立!

協議1
トレイ2種の収納を兼用するには大きさの異なるトレイの隙間を埋める機能が必要である。しかし、段ボール箱のほかに付属品を付けることは認められているが、分離を考えるとその付属品も2点必要になり、最終的に3点になってしまうのではないか?だとすれば付属品は考えず一体化を目指しべき。
協議2
吊りはトレイBだけでよいが、AとBは寸法が違うため
各々の寸法に合った隙間の埋め方が必要がある。
協議3
トレイを宙吊りにする要求事項に関して、支えるべき荷重は実に小さいものである。よって支持する機能は大がかりなものである必要はない。宙吊り機能はトレイBのみでよい。
協議4
箱の構造に指定はないが、
従来品と同じ感覚で組立て可能なことが望ましいと思われる。

繊細なイチゴを運ぶためのご提案

ご提案
箱の構造は従来品と踏襲し、2つの部屋を作る要領で設計した。
この部屋は組立てた後、手で引っ張って接合点を千切ることで分割可能である。
部屋はトレイAが底面に丁度収まる寸法とした。
各部屋にはトレイBを持ち上げる支持部分と隙間をふさぐフラップを付けた。
トレイAを収納する際は支持部分とフラップを箱の底へ折り曲げ、部屋の内寸を最大まで確保する。
トレイBを収納する際は支持部分を起してフラップを水平に突き出させ空間を埋める。
これにトレイBの宙吊りと完全な一体化と実現した。
  • [1] 組み立て前 平状態で納品します
    [1] 組み立て前 平状態で納品します
  • [2] 組み立て 簡単組み立て可能です
    [2] 組み立て 簡単組み立て可能です
  • [3] 完成 組み立てたものを分割出来ます
    [3] 完成 組み立てたものを分割出来ます
  • [4] 兼用状態
    [4] 兼用状態
  • [5] 支持部分とフラップの使い分け
    [5] 支持部分とフラップの使い分け
  • [6] 兼用状態を断面から見た図です
    [6] 兼用状態を断面から見た図です

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